「（タッタ）カラット、確かにこの人や。このおっさんが、後に『特から®』を世に送り出す食品会社のプロシェクトリーダーや！ 」



「（カラット）よく聞いて。あなたから大事なものを奪って行ったのは、妖魔クエンガー。思い出して、からあげのことを……！」

「（垂沢）からあげ？ からあげ……うっ、頭が割れる様に痛む！ やっぱり無理だ、新製品の開発なんて……」

「（カララッチ）カラット、タッタ！ 魔法の出番だカラ！」

「（カラット）思い出した……？垂沢さん」

「（垂沢）えぇ、思い出しました。私のからあげへの想いの全てを……」