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答え
おいしい
アルファベットの1番目と2番目は「AB」→「エービー」→「エビ」 アルファベットの15番目と11番目は「OK」→「オーケー」→「おけ」 というように変換されている。アルファベットの15・5・3・5番目は「OECE」となるので、「オーイーシーイー」→「おいしい」が答え。
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答え
からあげ
「↑」は「じょう」、「←」は「さ」と読まれているので、矢印は「じょうげさゆう」に変換していると考えられる。「二」は「つう」、「鍵」は「きい」となっているので、漢字は英語に変換する(ただし「ー」を使わない)と考えられる。色は「からあ」となるので、答えは「からあげ」となる。
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答え
スパイス
上の5つの言葉は全てアルファベット2文字に変換できる。左から「SL、PM、ID、CM、EU」と埋めて矢印の部分を読むと「SPICE(スパイス)」となる。
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答え
さんどあげ
本が2つあるので「2・本」→「日本」。同様に、ドアが3つあるのは「3ドア」なので、答えは「さんどあげ」。
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答え
しょくじ
上のイラストは時計の「3時」をあらわしており、「さんじょう」となっている。同様に、下のイラストは時計の「9時」をあらわしているので、答えは「しょくじ」。
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答え
しょうゆ
上から順に「しゅよう(主要)」、「しょゆう(所有)」「ゆうしょう(優勝)」が当てはまる。答えは「しょうゆ」。
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答え
こしょう
左側の文字列は明治以降の元号(めいじ、たいしょう、しょうわ、へいせい、れいわ)である。①②③④には「いしょう」が入るが、①の向きが変わっていることを考慮すると答えは「こしょう」になる。
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答え
たんぱくしつ
靴と体の間には「靴下」、ズボンと体の間には「パンツ」があるので、左の欄に「ぱんつ」「くつした」と埋めて①~⑥を順に読むと「たんぱくしつ」となる。
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答え
スタミナ
数字の部分に2=火、6=土を入れると、「炭=墨=すみ」となる。すなわち、1~7は曜日の月~日に変換できると考えられる。411を曜日に変換すると「棚=たな」となるので、答えは「スタミナ」となる。
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答え
レンジ
一番上は文字が青色なので「ブルー」と変換し、その2文字目・3文字目・2文字目を読んで「ルール」となっている。一番下は文字が橙色なので「オレンジ」と変換し、2文字目・3文字目・4文字目を読むと「レンジ」となる。
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答え
にんにく
「チキン基地」と「さくっとストックさ」はどちらも回文となっている。「九人」を「くにん」と読んで空欄に「にんにく」を入れると、「くにんににんにく」という回文を作ることができる。
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答え
とり
赤く塗られていない部分を見ると、アルファベットで「TORI」と書いてある。
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答え
つまみ
左の言葉の一文字目の一画目を消すと右の言葉になる。「う」の一画目を消すと「つ」となるので、答えは「つまみ」。
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答え
おなか
前半は反対の意味に(YES⇔NO)、後半は日本語(ローマ字)に直している。OFFの反対はON、REDはAKAとなるので、正解は「おなか(ONAKA)」。
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答え
ランチ
イラストは「金」「月」「火」なので、曜日と考えると「フライデー」「マンデー」「チューズデー」と埋めることができる。答えは「ランチ」。
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答え
はくまい
「赤色のカサ」→「あかさか」、「金色の鹿」→「きしかん」というように、物の名前を色の名前で挟んでいる。下は「灰色の熊」なので「はくまい」となる。
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答え
ポンズ
右の説明に合うように、矢印の部分だけ文字を変えていくと、「ゲーム」→「チーム」→「チーズ」→「ポーズ」→「ポンズ」となる。
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答え
とくだい
マークの個数に合わせ「ハート」「クラブ」「ダイヤ」「スペード」と文字を当てはめた後、矢印の順に読むと「とくだい(特大)」となる。
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答え
じゅわうま
イラストは「土」と「口」なので、漢字に直すと「周」という漢字ができる。読み方は「しゅう」と「まわる」なので、答えは「じゅわうま」となる。
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答え
あげたて
「挙げた手」と「揚げたて」。
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答え
ごちそうさま
「まごさそうち」を並べ替えてできる言葉は「ごちそうさま」。
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答え
カイトウ
3つの言葉は1文字目が共通しており、イラストをあらわしているとすると「硬貨」「小銭」「コイン」が考えられる。⑥⑤が「ぜん」だとすると上から「硬貨」「コイン」「小銭」となるので答えは「カイトウ(解凍)」となる。
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答え
エイヨウ
それぞれのカタカナに対し、矢印の方向に線を1本加えて別のカタカナにすると、「エイヨウ」となる。
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答え
まんぷく
イラストを「月」に変換すると「腹」という漢字ができるが、これではかな4文字にならない。「満月」に変換することで「満腹(まんぷく)」という言葉が作れる。
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答え
レモン
上段はアルファベット順なので「LMN」、下段は「アイウエオ」なので「EO」が入る。矢印の順に読むと「LEMON(レモン)」となる。
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答え
かおり
「名無し」なので「なかなおり」の「な」を無しにする(削除する)と「かおり」が残る。
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答え
ワフウ
赤+青=紫であるので、二つの四角形を重ねると「ワフウ」という3文字が出来上がる。
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答え
ビール
左側のアルファベットの間に「EE」を入れることで右の単語になる。(WEEK、DEEP、BEER)。答えは「ビール」。
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答え
チキン
それぞれのものが「金・銀・銅」を獲得していると考えると、「かんどう・ぺんぎん・ちきん」となる。
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答え
ジューシー
それぞれ「シューズ」と「ジュース」が入る。答えは「ジューシー」。
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答え
ころも
矢印1つにつき、文字をそれぞれ五十音順で1つ進めるという法則になっている。「きりみ」をそれぞれ五十音順で3つ進めると「ころも」となる。
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(もがみ・みみ)/みみたん
最上 美味
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特徴
プロ意識の高い完璧アイドル
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性格
ツンデレ
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アピールポイント
『特から®』は香辛料と醤油ダレのバランスがgood!
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ひとこと
絶対アンタをドームにつれていくから、私のこと推してて損はさせないわよ。
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(さんど・あげは)/あげは
三度 揚葉
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特徴
ジューシーに弾けるアクロバット
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性格
いつも元気で熱血
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アピールポイント
『特から®』は三度揚げでカラッとした仕上がり!
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ひとこと
夢の舞台に立ってファンのみんなの笑顔を見たいな !
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(おおき・めい)/めいめい
大木 芽依
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特徴
メンバーの中では一番背が高い
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性格
おっとり。実はクイズが得意
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アピールポイント
『特から®』は特大サイズ!
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ひとこと
みなさんに幸せを届けられるように、頑張ります〜!
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10月31日のストーリー
そしてドームコンサート当日……。
満員のオーディエンスの熱気が舞台袖まで伝わってくる。
めいめい「……いよいよ、ですね」
みみたん「武者震いしてきたわ」
あげは「それ、緊張してるんじゃなくて?」
みみたん「もう!」
日野は少し離れたところから、そんな3人を見つめた。
日野(……みなさん、成長しましたね)
あげは「じゃあ……行こうか!」
3人はハイタッチをかわしてステージへ向かった。
あげは「会えて嬉しいよ! 今日は君たちのとびっきりの笑顔を見せてね!」
みみたん「まだまだ声援が足りなーい!」
めいめい「こんなにたくさんのみなさんに応援してもらえて、すっごく幸せです……!」
キラキラと輝くペンライトの海の中で、3人は最高のステージを披露したのだった。 -
10月30日のストーリー
ドームコンサート前日……揚葉はケガの状態を診てもらう。
医者「……うん、衣もしっかりくっついてる。もう運動しても問題ないですよ」
あげは「! ありがとうございます……!」
揚葉は美味と芽依に向き直った。
あげは「ありがとう、2人が負担を減らしてくれたおかげだよ」
めいめい「やっぱり何ごとも和衷協同、心を合わせて協力することが大切ですね~」
みみたん「アンタが衣のリハビリ頑張ったからよ」
ますます深くなった3人の絆に、その様子を見ていた日野は優しく微笑む。
日野「これで揚葉さんも心置きなくパフォーマンスできますね」
あげは「うん! ファンのみんなに最高のコンサートを見せるよ!」
3人に、弾けるような揚げたての笑顔が戻ったのだった。 -
10月29日のストーリー
それから、練習ではなくもう一度コンサートの構成を考え直そうとミーティングを始めた。
みみたん「……ここの衣装替えの時に、もう少しあげはが休憩できるようにMCを入れましょ。あたしがドームの5万5千人をメロメロにしてみせるわ」
めいめい「セットリストでダンスナンバーが続くところですけど、この曲をバラードに変えるのはどうですか? 私のソロパートでカバーします」
みみたん「アンタはセンターステージで最高の笑顔をファンに見せてあげなさい」
めいめい「あげはちゃんの笑顔は、みんなを元気にしますからね~」
あげは「みみたん……めいめい……ありがとね。2人は最高の仲間だよ!」
仲直りした3人に笑顔が戻る。今やれる最高のパフォーマンスでファンと楽しむことを誓い合うのだった。 -
10月28日のストーリー
ケガを押してレッスン室に忍び込んだ揚葉。その時、誰かがこちらに向かってくる気配がする。
あげは(誰……もしかして、冷子さん?)
思わずギュッと身をすくめた瞬間……。
みみたん「……やっぱり。こんなことだと思った」
めいめい「無理しちゃダメだって言ったのに……」
入ってきたのは、美味と芽依だった。
めいめい「みみたんがあげはちゃんはきっと無理してでも来るだろうって言って……私もそう思ったから2人で待ってたの」
みみたん「そんなケガで1人で練習するなんて無謀過ぎるわよ」
あげは「ごめんね。でも居ても立ってもいられなくて……」
芽依と美味は揚葉のそばにしゃがんで視線を合わせる。
めいめい「あげはちゃん、前に私に言ってくれたでしょ? 『私たちの味があるんだから』って」
みみたん「そう、今こそ3人の味の見せどころよ」 -
10月27日のストーリー
事務所から自宅療養を言い渡されてしまった揚葉。当分レッスンは美味と芽依の2人で行うことになる。
めいめい「あげはちゃん、大丈夫かな……」
みみたん「心配したって何もならないわよ。それより私たちであげはのカバーができるように練習しましょ」
めいめい「うん、そうですね」
その夜……誰もいないはずのレッスン室に明かりがついた。
あげは(やっぱり何もしないなんて不安過ぎるよ。ちょっとだけでも練習したい……)
コッソリ忍び込んだ揚葉は、ストレッチを始める。
あげは「……痛っ」
あげは(やっぱりまだ痛むな……)
衣がまだ完全にくっついていないようで、揚葉は少しだけ顔をしかめた。
その時……。 -
10月26日のストーリー
あげは「みんな、おはよう! 昨日は迷惑かけてごめんね」
みみたん「ちょっと、なんで来たのよ。あたしたちから揚げは骨がないから肉離れで済んだものの……」
あげは「なんでって……ドーム公演も決まったのに、休んでなんていられないよ」
けれど、ウォーミングアップの軽いステップだけで揚葉はふらついてしまう。
みみたん「いい加減にしなさいよ。そんなんで練習に参加されても迷惑だって言ってんの!」
めいめい「みみたんはあげはちゃんが心配なんですよ。でも……私もみみたんと同じ意見です。今は身体を休めたほうがいいと思います」
日野「お医者様の言うとおり、しばらくは自宅で安静にしていてください」
揚葉は自宅療養を言い渡されてしまうのだった。 -
10月25日のストーリー
さっそくドーム公演に向けて練習が始まる。
5万5千人が入るアゲアゲドームとあって、移動やダンスの負担も大きくなっていた。
あげは(でも、一番後ろの人まで見えるようにしたいから……)
そう思って、揚葉は自分の動きに前回以上のアクロバットダンスを取り入れた。けれど……。
あげは「……痛っ!」
めいめい「あげはちゃん!?」
みみたん「ちょっと、大丈夫!? 冷子さん、早く来て!」
無理がたたった揚葉は、肉離れを起こしてしまう。
医者「揚葉さんの容態ですが、衣も剥がれかけています。当分は絶対安静です」
めいめい「そんな……」
あげは「ごめんね、みんな……」
順調だった「とり☆から」の活動に、突如暗雲が立ち込めるのだった。 -
10月24日のストーリー
コンサートは大いに盛り上がり、アンコールのMCの時間……。
あげは「みんなも楽しんでくれた~?」
みみたん「ここから見えるペンライトが揺れる景色、最高ね。ありがと」
めいめい「みんなが『食卓のアイドル』を一緒に歌ってくれた瞬間、感動しちゃいました」
その時、バックスクリーンモニターに「重大発表」の文字が。
あげは「えっ、何これ!?」
モニター文字『次のコンサート会場は……』
突然のサプライズ発表に驚く3人。
モニター文字『伝統のアゲアゲドーム!!』
3人「ええっ!?」
めいめい「き、聞いてないんやけど!?」
みみたん「まさかドッキリじゃないでしょうね?」
あげは「すごいよ! やったー!」
喜びのあまり、揚葉が得意のバク転を決める。
急転直下の展開に驚きつつも、順調にステップアップしていく「とり☆から」だった。 -
10月23日のストーリー
そして迎えたメジャーデビュー公演の日。
日野「チケットは追加販売した見切れ席までソールドアウトです」
みみたん「ううっ……冷子さん、これ以上プレッシャーかけないでよ」
めいめい「緊張し過ぎて歌詞飛んだらどないしよ……」
いつもの調子が出ない美味と芽依。すると……。
あげは「ねぇ、みんなで円陣組もうよ!」
揚葉がいつものカラッとした笑顔で2人に近づいた。
あげは「いつもどおりでいいんだよ、失敗してもそれがライブだから。それより、ここまで私たちを連れてきてくれたファンのみんなと一緒に楽しもう!」
めいめい「あげはちゃん……」
みみたん「……そうね、あたしたちらしくやればいいのよね」
揚葉の言葉に3人は心を1つして、ステージに向かうのだった。 -
10月22日のストーリー
メジャーデビュー公演を明日に控え、SNSで生配信をすることになった3人。
あげは「みんなからのコメント読むね……『コンサート直前ですが、今どんな気分ですか?』だって」
めいめい「まだ夢を見てるみたいです」
みみたん「今からそんなこと言っててどうするの? あたしたちの夢はドームでしょ」
『とり☆からならきっとできるよ』『頑張れ』『応援する』……激励で溢れるコメント欄に3人は大感激。
あげは「ありがとう、みんな!ステージが広くなっても心の距離はもっと近くなれるようにたくさん踊るからね」
めいめい「一番後ろまで届くよう、心を込めて歌います」
みみたん「広くなったからこそできる演出もバッチリ考えてるから、楽しみにしててよね」 -
10月21日のストーリー
コンサートの最終の衣装合わせとリハーサルの日……。
日野「上に掛け合って、衣装の予算奮発してもらいました! みなさんの記念すべきメジャーデビュー公演なので」
日野の言うとおり、今までよりグッと豪華になったステージ衣装に3人は目を輝かせた。
みみたん「嬉しい……アイドルになるって決めた時から、こんな衣装を着てステージに立つのが夢だったの」
新しい衣に感慨ひとしおといった美味。
あげは「衣装以上にキラキラしたパフォーマンスを見せなきゃね」
めいめい「そうやね! 新しい衣、醤油の香りがめっちゃ引き立って……ええなぁ」
あげは「あっ、めいめい関西弁になってる!」
めいめい「う、醤油の香りにつられてつい……」
芽依の新たな一面が見られた瞬間だった。 -
10月20日のストーリー
「とり☆から」のメジャーデビューアルバム『Age☆Tateエブリデイ』がついに発売された。
あげは「私、今日事務所に来る前に駅前のCDショップをコッソリ見にいっちゃった」
みみたん「あたしも! 入り口に大きなPOP飾ってくれてたよね」
めいめい「わぁ、私も帰りに見てこよう~」
そこへ日野が興奮した様子で飛び込んでくる。
日野「みなさん、チャート集計結果の速報が出ました! 『とり☆から』は……」
3人はゴクリと息をのむ。
日野「デイリーチャート初登場1位です!!」
めいめい「! 本当ですか!?」
みみたん「やったわね!」
日野「週末のメジャーデビュー公演に弾みがつきましたね」
あげは「うん、みんなに笑顔で楽しんでもらえるようにますます頑張ろう!」 -
10月19日のストーリー
今日はメジャーデビュー公演前の最後のオフ。
あげは(冷子さんにはゆっくり休むように言われたんだけどな……)
揚葉はソワソワと気持ちが落ち着かず、なんとなく事務所に来てしまった。すると……。
めいめい「あっ、あげはちゃん!」
みみたん「なんだ、アンタたちも来てたの?」
あげは「え……」
事務所の前でバッタリ鉢合わせした3人。
めいめい「ふふっ、考えることはみんな一緒でしたね」
みみたん「あーあ、3人でレッスン室に潜り込んだらさすがにバレバレじゃない」
あげは「冷子さんに怒られちゃうし、精をつけるためにニチレイ『にんにく炒飯』でも買って帰ろっか」
そのまま事務所に背を向けると、仲よく並んで歩き出すのだった。 -
10月18日のストーリー
メジャーデビューの日とコンサートの開催が決まり、練習にますます熱が入る3人。そこへ日野がやってきて……。
日野「みなさん、根を詰め過ぎてもよくないので休憩にしましょう」
あげは「わぁい、ありがとう冷子さん!」
日野「私の大好物なんです、みなさんも是非食べてみてください」
たった今電子レンジで温めたニチレイ『今川焼(あずきあん)』は、見るからに美味しそうだ。
めいめい「美味しい……! 緑茶とよく合いますね」
みみたん「もー冷子さんってば、コンサート前でダイエット中なのに誘惑しないでよ」
あげは「じゃあ食べた分だけしっかりレッスンしないとね」
日野のくれた束の間の休息に、ホッと一息つく3人だった。
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10月17日のストーリー
いよいよ音楽番組『Friedスタジオ』の生放送本番。
3人「♪食卓のアイドル~みんなの視線をいただきます~」
ダンス、カメラアピール、歌唱力と、それぞれの長所を魅せたパフォーマンスにスタジオは大いに盛り上がった。
3人「ありがとうございましたー!」
ホッとして番組を終えて楽屋に戻ってくると、ニチレイプロの社長とマネージャー日野が迎えてくれる。
日野「お疲れさまでした! 放送時間中、ネットでも『とり☆から』が検索ワード上位になってましたよ」
3人はさっそく日野に録画してもらった映像を確認した。
めいめい「あげはちゃんのアクロバットはステージ映えしますね」
みみたん「やっぱりアンタがいてくれてよかったわ」
あげは「へへ、そうかなぁ……嬉しいな! あれ、社長も来てくれてたんですね!」
社長「すばらしいパフォーマンスだったよ!お疲れ様!」
そしてゴホンと咳払いをして……。
社長「『とりぷる☆からーず』のメジャーデビュー公演が決まったよ。場所は冷凍アリーナだ」
3人「えーーーーーー!!!」
1万人以上が待つアリーナへ。驚きつつも期待に目を輝かせる『とり☆から』だった。 -
10月16日のストーリー
そしてついに、待望の音楽番組……生放送の『Friedスタジオ』に出演することになった3人。
カメラリハーサルを終えて楽屋に戻ると……。
みみたん「2人とも、せっかくのテレビでのパフォーマンスなのに照れがある!」
美味に指摘されて、揚葉と芽依はバツが悪そうにする。
めいめい「ごめんなさい、まだ恥ずかしくって……」
あげは「わかる。慣れないよね」
みみたん「そんなことでどうするの。今から特訓よ!」
美味の徹底指導で、アイドルらしい笑顔を作れるようになった揚葉と芽依。仕上げにと美味は3人で写真を撮る。
みみたん「……うん、まぁ合格ね。これは盛れたわ」
そう言って満足そうに、番組放送の宣伝と共にSNSに写真をアップするのだった。 -
10月15日のストーリー
そして人気バラエティー番組に出演した3人だったけれど……。
大御所芸人「そういえば、自分ら一発芸とかってできひんの?」
めいめい「えっ……」
司会の大御所芸人ポテトさんに突然台本にないフリをされて、芽依は固まってしまう。すかさず隣にいた美味がニッコリ笑って口を挟んだ。
みみたん「もー、突然過ぎますよ。まずはお手本見せてくれます?」
大御所芸人「これは一本取られたな~」
収録が終わると、芽依は落ち込んだ様子で謝る。
めいめい「ごめんなさい、2人の足を引っ張って」
みみたん「謝るようなことじゃないわ。それぞれができることをすればいいじゃない」
あげは「そうだよ、私たちの味があるんだから。この間は私とみみたんが助けてもらったんだし」
また少し、3人の絆が深まった瞬間だった。 -
10月14日のストーリー
前回出演したクイズ番組の評判がよかったと、今度はバラエティー番組へのオファーが舞い込む。
日野「今度の番組は『揚がる! ポテト御殿』です」
あげは「すごい……ゴールデンタイムの人気番組だ! 私もいつもあの番組見てるよ」
みみたん「あたしたちはアイドルなんだから、歌番組がいいのに……でもま、あたしにかかればお茶の間を沸かせるなんて簡単よ」
あげは「さっすがみみたん!」
日野の説明を受けて、キャッキャとはしゃぐ揚葉と美味だったが……。
あげは「めいめい、次も頑張ろうね!」
めいめい「……うん」
みみたん「もしかして今から緊張してるの?」
芽依は1人、どこか浮かない表情をしていた。 -
10月13日のストーリー
今日はデビューアルバムのレコーディングをしている3人。
歌うのが大好きな芽依はイキイキとしている。
めいめい「♪~……」
あげは「やっぱりめいめいの歌声はキレイだねぇ」
みみたん「うん……」
芽依の収録を聴きながら揚葉が振り返ると、美味は眉をひそめて喉をさすっている。
あげは「みみたん、どうかした?」
みみたん「ちょっと喉の調子が悪くて……でも大丈夫」
あげは「! それなら任せて!」
そう言って揚葉が用意したのはハチミツ入りのレモネード。
あげは「喉にとってもいいから飲んでみて」
みみたん「……ありがと」
普段はレモンが苦手な美味だけど、この時ばかりはおとなしく言うことを聞いたのだった。 -
10月12日のストーリー
クイズ番組収録当日。
司会「では、最後の問題です。2001年の発売からカテゴリー売り上げNo.1を20年連続達成した……」
ピンポン!
司会「押したのは今夜初参戦、チーム『とり☆から』のめいめいだ! 答えは……?」
めいめい「……ニチレイ『本格炒め炒飯®』、です!」
司会「正解! チーム『とり☆から』優勝です!!」
わっと歓声を上げて、揚葉と美味が両脇から芽依に抱き着いた。
あげは「ありがとうめいめい~!」
みみたん「やったわね、すごいわ!」
めいめい「2人とも、くすぐったいです……」
司会「ではチーム『とり☆から』のみなさん、前へどうぞ」
ひな壇を降りると、3人は最高の笑顔でアピールする。
あげは「メジャーデビューに向けて一生懸命準備してるので、これからも『とり☆から』をよろしくね!」 -
10月11日のストーリー
順調に活動が実を結び始めた「とり☆から」に、テレビ出演のオファーが来る。けれど……。
日野「『揚大王』というクイズ番組です」
あげは「どうしよ~、私クイズとか得意じゃない……」
みみたん「あ、あたしだって……」
日野に渡された練習問題を読みながら、芽依がつぶやく。
めいめい「問題1『揚げ物に最適な温度は』……180度……」
あげは&みみたん「!」
練習問題をスラスラと回答していく芽依に、揚葉と美味は顔を見合わせた。
あげは「これは……いけるかも!」
みみたん「頼んだわよ、めいめい」
めいめい「えっ? は、はい、頑張ってみます……」
初めてのテレビ出演に闘志を燃やす3人だった。 -
10月10日のストーリー
ライブ当日……小さなライブハウスはお客さんの熱気で満ちていた。
あげは「みんなー、今日はありがとう!」
みみたん「もっともっとビッグなアイドルになるから、ついてきなさいよ」
めいめい「最後の曲、一緒に歌ってくださいね~」
ライブが終わりバックステージに戻ると、日野が待っている。
日野「お疲れさまでした。みなさん、とてもいいパフォーマンスでしたよ!」
あげは「ありがとう冷子さん、すっごく楽しかった!」
みみたん「まだまだ踊り足りないわ」
めいめい「はい、私ももっと歌いたいです」
興奮冷めやらぬ状態で口々に夢を語る3人に、日野は大きく頷いた。
日野「みなさんなら、アゲアゲドームも夢じゃありませんよ!」 -
10月09日のストーリー
明日のライブに向けて、最後の練習に励む3人。
休憩時間になって、思い思いに好きなドリンクを飲みながら謎解きをしていると……。
あげは「そうだ、せっかくだしみんなで写真撮ってSNSにあげようよ!」
みみたん「えっ、ちょっと待っ……」
美味の制止より早く、シャッター音が響く。
あげは「明日のライブ、みんなと会えるの楽しみにしてるね! ……っと」
みみたん「……あーもう! もっとジューシーでツヤツヤなあたしの衣がキラキラ写るようなアプリ使って撮ってよね! 表情も全然盛れてないし……」
あげは「大丈夫だって~。みみたんは素の表情も可愛いし! ね、めいめい」
めいめい「はい、私もそう思います~」 -
10月08日のストーリー
今日は「とり☆から」の握手会。
会いにきてくれたファンを前に、3人は嬉しくて笑顔が絶えない。
ファン「俺、みみたんの大ファンなんです。ダンスも完コピしたんだ」
みみたん「へぇ、やるじゃん。でもあたしのファンなら当然だけど」
ある男性ファンにそう言われて、みみたんはツンと顎をあげる。
みみたん「これからも、浮気せずにあたしだけ見ててよね」
ファン「はいっ! やっぱりみみたんのツンデレっぷりは最高だ~」
感激した様子で帰っていく姿を見送りながら、揚葉と芽依は感心したようにため息をついた。
あげは「……さっすが、みみたん」
めいめい「あの方、すごく嬉しそうでしたね」 -
10月07日のストーリー
レッスン中、些細なことで意見がぶつかってしまった揚葉と美味。翌日……。
みみたん「これ、差し入れ。みんなで食べましょ」
あげは「わぁ~、アイシングクッキーだ! 可愛いね、みみたんの手作り?」
みみたん「……まぁね」
3人それぞれの柄のリボン形のアイシングクッキーに、揚葉と芽依は目を輝かせた。
みみたん「……その、き、昨日はちょっとあたしも言い過ぎたから悪かったわよ」
あげは「え?」
キョトンとする揚葉に芽依が優しく微笑む。
めいめい「みみたんからの仲直りの印ですよ、あげはちゃん」
あげは「仲直りって……ケンカしてたっけ?」
みみたん「……はぁ、アンタってホンット鈍いわね」
めいめい「あげはちゃんは三度揚げだから、カラッとしてるんだよね」
みみたん「それはあたしたちも一緒でしょ? この子の性格よ」
あげは「あはは……そんな、照れるな~」
みみたん「褒めてないし!」 -
10月06日のストーリー
その日の練習が終わってから、芽依は1人レッスン室に残って自主練をしていた。
めいめい(ここのターンからのフォーメーション移動が上手くできないんだよね……)
黙々と芽依が踊り続けていると……。
あげは「あー! めいめい、やっぱりここにいた!」
めいめい「……っ!?」
先に帰ったとばかり思った揚葉と美味が入ってくる。
あげは「仲間なんだから、一緒に練習しよう。付き合うよ」
みみたん「抜け駆けは許さないわよ」
あげは「もー、みみたんってば素直じゃないんだから」
みみたん「ち、ちが……っ!」
めいめい「2人とも……ありがとう」
まるでたった今レンジでチンしたかのように、芽依の頬は上気していくのだった。 -
10月05日のストーリー
それから、SNS効果もあって、次回のライブチケットはソールドアウトになった。
あげは「ソールドアウトなんて初めて!」
めいめい「やりましたね……!」
みみたん「絶対最高のライブにするわよ!」
3人が抱き合って喜んでいると……。
あげは「えっ……みみたん、もしかして泣いてるの?」
美味の頬がキラリと光るのを揚葉が見つける。
みみたん「な、泣いてないわよ。これは肉汁よ!」
あげは「ふふ、強がらなくていいのに」
めいめい「みみたんはいつもストイックに努力してますもんね」
肉汁でますますツヤ肌になる美味を見ながら、揚葉と芽依はニコニコと笑うのだった。 -
10月04日のストーリー
週明け……。
日野「みなさん、大変です!」
3人「!?」
日野「『とり☆からアツアツチャンネル』で、昨日上げた『揚がってみた』動画がバズってます!」
あげは「え? バズ……?」
日野は持っていたタブレットで、配信サイトにアクセスする。
あげは「わぁ、すごい再生回数! こんなにたくさんの人が私たちを見てくれたんだ!」
日野「それだけじゃありません! SNSのトレンドワードランキングにも『とり☆から』が入っています。
これは確実に『とり☆から』の時代が来ちゃいますよ! さっそく社長にも報告しないと!」
みみたん「いつも冷静沈着な冷子さんがこんなにテンション上げるなんて……意外過ぎるんだけど?」
めいめい「ふふっ、でも喜んでくれるのは嬉しいです」 -
10月03日のストーリー
さっそく動画チャンネルの初回撮影をすることになった3人。
あげは「あげはだよ! 大きくてジューシー、みんなとたくさん笑顔になりたいな!」
めいめい「えっと……めいめい、です。3人の中で一番背が高い子って覚えてくだしゃ……うう、噛んじゃった……」
みみたん「あーもう、そんなんじゃダメダメ! もっとカメラを意識して……見てなさいよ?」
美味はカメラに向かってポーズを決める。
みみたん「キュートなルックスとスパイシーなトーク、『とり☆から』のギャップ萌え担当……みみたんこと、最上 美味よ! あたしたち『とり☆から』から目を離しちゃダメだからね?」
あげは「わぁ……みみたんはツンとデレのバランスが最高だね!」
みみたん「ふふん、とっておきのスパイスのおかげね」
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10月02日のストーリー
芸能事務所ニチレイプロダクション。
揚葉たち3人はマネージャーの日野冷子(にちの・れいこ)も交えて、熱心にミーティングをしていた。
あげは「『とり☆から』がもっと有名になるために、私たちができることはなんだろうね?」
みみたん「もっとたくさんの人に見てもらうには、動画が一番よ!」
めいめい「動画……?」
みみたん「そう、動画配信サイトに私たちのチャンネルを立ち上げるの。いいでしょ? 冷子さん」
美味の問いかけに、日野も頷いた。
日野「確認しますけど、問題ないと思いますよ」
みみたん「よーし、じゃあさっそくどんな動画を撮るか考えるわよ」 -
10月01日のストーリー
秋晴れの空の下でライブ告知のビラ配りをしているから揚げたち……。
彼女たちは駆け出しのアイドル「とりぷる☆からーず」通称「とり☆から」の三度 揚葉(さんど・あげは)、最上 美味(もがみ・みみ)、大木 芽依(おおき・めい)の3人だ。
あげは「はぁ~、なかなかビラを受け取ってもらえないねぇ」
男性「そのビラもらっていいですか? 君たち『とり☆から』でしょ?」
ファンだというその男性は、嬉しそうにビラを受け取る。
めいめい「私たちのファン、だって。嬉しいですね」
みみたん「当然。でも見る目あるじゃない」
あげは「もっとみんなに知ってもらえるように頑張ろう!」