「(タッタ)それにしてもこの赤ちゃん、からあげを愛しすぎているやで。これは一体……」
「(チキ)その赤ん坊を渡してもらう」
「(カララッチ)その声は!?」
そこに現れたのは、チキだった。
「(カラット)チキ!! こんな時代にまで……!?」
「(チキ)特から®の開発者から全てのからあげの記憶を消し去る計画は、あなたたちの手で防がれてしまった。今度こそ、からあげ発祥の時代でからあげを愛する者の記憶を修正する。その子はからあげとともに生まれからあげと共に歩み、からあげ界の重鎮になるのだ。そうさせないためにも、赤ん坊の時に手を打たなければ……」
「(カラット)そんなんあるんだ……?」
「(タッタ)それはそれとして、そんなことさせないやで!」
激しい攻防。やっぱりチキは強い……!
「(タッタ)あかん、勝てへん……!」
「(レタ)このままじゃ負けちゃいますよ、カラット!」
「(カラット)どうしたらいいの!?」
そんな時のことだった。突然まばゆい光が差し込んで……!?
漢字のパーツで足し算、引き算をおこなっていくと「辶」「屰」「車」「云」が残る。答えは「逆転」。